令和4年10月25日(火)鶴田町教育委員会との共催により「鶴田町放課後児童支援員研修」を鶴田町学童保育施設サンシャインスクールにて開催しました。鶴田町では令和2年度より小学校を一校に統合し、現在、サンシャインスクールには299名が利用登録し、一日100名程が利用しています。
本研修会は、学童保育の指導員を対象に、子どもたちの心地よい放課後環境をどのように作り出すかを学ぶことで、各指導員の資質向上と意識改革を図ることを目的とし、放課後児童支援員22名が参加しました。
まず、深作 拓郎氏(弘前大学教育学部講師 兼 弘前大学地域創生本部人材育成部門員)による放課後児童クラブにおける育成支援に関する講演があり、「楽しく安心できる居場所となれるようにすること」、「子どもたちの日々の遊びをサポートすること」が放課後児童クラブにおいて絶対に欠かす事のことのできない重要なポイントであることが確認されました。
次に、渡邊 由貴氏 (宮城県名取市下増田児童センター 館長)による名取市下増田児童センターの施設紹介の後、グループワークを行いました。
4つのグループに分かれ、小学3年生の1日のスケジュールを想像した時計や、児童クラブに来る子どもたちの気持ち、30年後にはこうなっていて欲しいという子どもたちの姿を付箋に書き出し、グループごとに出された意見を見回り、全体で共有されました。
その後、講師から放課後児童クラブを運営するにあたり、健全育成5つの項目が、日々の活動一つ一つに含まれることが大切であり、今の子どもたちとの取り組みが30年後の子どもたちの姿に繋がっていくことを意識して欲しいと講評がありました。