弘前大学地域創生本部では、令和5年10月6日(金)に弘前市教育委員会と共催し、「令和5年度第2回 弘前市公民館関係職員研修会」を弘前市中央公民館相馬館長慶閣にて実施しました。
本研修会はコロナ禍等で停滞気味になっている公民館の運営や事業について、それぞれの公民館で、新しい取組を計画し実践することで、公民館を活性化させることを目的としています。
当日は、「地域事情に合わせて実際にやってみよう!~中間報告会~」をテーマに、弘前市の12の地区公民館、中央公民館、教育委員会等から73名が参加しました。
まず前半は、各公民館で計画した取組の紹介をしていただき、取組を通じて実現したいことや課題などを全館で共有しました。新たな取組の実施により公民館利用の少ない若年層等の利用者向上を図りたいという意見が多く出されました。
後半は、講師の本学教育学部 越村康英 准教授と弘前市公民館等活性化アドバイザー 野口拓郎 氏より、各公民館から出た課題に対する助言や公民館のあり方、事例紹介など公民館事業をより良いものとしていくための情報提供をいただき、参加者からは、「先生からのアドバイスを参考にして、職員と一緒に地域の活性化について考えていきたい」「声を発することで方向性が見えてくることもあるのでこういう機会を大切にしたい」との感想が寄せられました。
今後は、次回の最終報告会に向けて、今回出された助言を参考にしながら、各公民館で引き続き取組を進めていく予定です。