令和5年度 第2回「放課後の子どもの居場所づくりを考える研修会」を開催しました

更新日 2023.09.26

弘前大学地域創生本部では、令和5年9月9日(土)に弘前市と共催し、弘前市西部児童センターにて、放課後の子どもの居場所づくりを考える研修会 講師訪問型実践研修「運動あそび」を実施しました。

この研修会は子どもの放課後の居場所となる児童館・児童クラブ、指導員のあり方について考えるとともに、実践を交えながら子どもの取り巻く環境の向上を目指しています。講師は渡邊 由貴氏(宮城県名取市下増田児童センター 館長)、全体コーディネーターは深作 拓郎氏(岩手大学教育学部 准教授)が務め、西部児童センターの児童支援員が普段のやり方であそびを実践し、講師から助言・指導を受ける形式で行いました。

児童30名と参加者全員でのジャンケン列車など、子どもたちの元気な声が響くウォーミングアップの後、ドッチビーを行いました。ドッチビーとは、ソフトディスクを使用して行うドッジボール形式のゲームです。今回は通常とは違うやり方やルール(トランプの赤と黒で2チームに分ける、ソフトディスクの数を6枚に増やす、当たっても大人とのジャンケンに勝つことで復活できる、左手だけで投げる)を取り入れることで子どもたちは勝ち負けにこだわらなくなり、ゲームにもすぐに復活できるため運動量が増え、楽しく取り組んでいる様子でした。

最後は、講師の指導のもと、「王様陣取り」を行いました。2チームに分かれ王様を決め、相手チームとジャンケンをしながら進み、王様に勝ったチームの勝ちになります。講師からルールの説明や攻め方のアドバイスを受け、子どもたちは真剣に作戦を考えながら取り組みました。
研修会後の振り返りでは、「普段とは違う子どもたちの様子も見えた」、「子どもたちが勝ち負けにこだわらなくなり、判断をする負担が減った」、「いろいろなやり方を試していきたい」などの感想を共有しました。

今後もいろいろな運動あそびを継続し、2月に予定している実践研究発表につなげていく予定です。

ジャンケン列車
トランプによるチーム分け
ドッチビーの様子
「王様陣取り」のアドバイス

自治体との共催による研修会 開催実績 

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