弘前大学地域創生本部は、令和4年12月27日(火)鶴田町教育委員会との共催により「鶴田町放課後児童支援員研修会~みんなでつくろう!紙コップランド~」を鶴田町立鶴田小学校 体育館にて開催しました。
本研修会は、学童保育の指導員を対象に、感覚造形・表現あそび「紙コップランド」を通してあそびの楽しさを伝え、集団で楽しく活動する方法や環境設定を考えながら子どもたちをサポートすることを学び、各指導員の資質向上と意識改革を図ることを目的としています。
まず、弘前大学教育学部 深作 拓郎 講師(兼 地域創生本部人材育成部門員)による指導員に向けた進行の説明後、サポート役の学生の紹介があり、研修会は子どもたちが一人ずつ思い思いに紙コップを積んでみることからスタートしました。
次に、グループごとに協力し高く積んだり、並べたりして紙コップの街を作っていきます。タワーや家、壁、道路ができていく中、途中で崩れた際には悔しそうな表情も見られましたが、協力し作り上げていきました。完成した街は、上の階の踊り場から見下ろしたり、床に寝そべって見上げたり、違った角度からも観察しました。
最後に、紙コップの街を崩し、一本に繋げていきます。作り上げた街を崩したくないという声もありましたが、みんなで協力し約1万5千個の紙コップを一本に繋げることが出来ました。今回の研修会は、体育館でのとても開放的で楽しいものになりました。