令和4年4月21日(木)、弘前市と共催し、放課後の子どもの居場所づくりを考える研修会の実践研究発表会を弘前大学創立50周年記念会館みちのくホールにて開催しました。
当日は、令和3年度に講師訪問型実践研究が行われた三岳児童センター、城東児童館、三大なかよし会の3事業所の担当者から、実践研究発表が行われました。
最初に、三岳児童センターの担当者から10月2日に実施した、妖精のしろちゃんから届くメッセージに沿って植物や昆虫を探す【野あそび】の様子が発表され、今後も子どもの良い所を見つける「子ども目」を養い、子どもたちと触れ合っていきたいと報告がありました。
次に、城東児童館の担当者から10月16日に実施した、約25,000個の紙コップを使った【感覚・造形あそび(紙コップランド)】の様子が発表され、今後も『紙コップランド』を継続していく中で、さらにたくさんの発想がでてくることが楽しみとの報告ありました。
最後に、三大なかよし会の担当者から11月20日に実施した、【運動あそび】での久しぶりに走り回る楽しそうな子どもたちの様子等について発表があり、今後もコロナウイルス感染の状況をみながら続けていきたいと報告がありました。
引き続き、講評が行われ、野口拓郎氏(弘前圏域移住交流デザイナー)からは、移住を希望している人の中には、子育て環境に重点を置いて移住先を決めている人が多くいるので今後も取組を続けて欲しいなどの講評をいただきました。
次に、11月20日(土)の実践研究の講師も務めた渡邊由貴氏は、児童館での楽しかった記憶がある土地で大人になり子育てをしたいと考える様になり、人口が減らないことに繋がっていくので、今、児童館でやっていることが30年後に生きてくると信じて対応して欲しいと話していました。
最後に全体コーディネーターの深作拓郎氏から、この研修は自治体、大学、児童館の三位一体でやっているのが特徴で、30年、40年後が楽しみなので、今後も継続して研修を行っていきたいとのコメントがありました。