弘前大学地域創生本部連携推進員企画事業 板柳町立板柳中学校「令和3年度食育講話」開催

更新日 2021.12.02

令和3年11月24日(水)、板柳町立板柳中学校において、弘前大学地域創生本部連携推進員が企画した「令和3年度食育講話」が開催されました。弘前大学では、地域社会との連携活動を活性化させ、青森県内の自治体等との連携体制をより一層強化するとともに、地域の人材育成に寄与することを目的として、平成29年度から自治体及び金融機関から連携推進員の受入を開始しています。今年度は6自治体と5金融機関、1経済団体から12名の連携推進員を受け入れています。

本講話は、板柳町の田中 優喜 連携推進員(板柳町産業振興課係長)が企画し、県産食材や地元の農林水産物等を知る食育事業として、本学地域戦略研究所の福田 覚 准教授と板柳町ふるさとセンターの宮崎 光哲 氏の協力のもと、板柳中学校の2年生へ「食育講話」を実施しました。

講話では、福田准教授から青森県は自然に囲まれ資源が豊富であることや、魅力的な農林水産物の紹介とともに、青森サーモンについて、産学官が連携して日本初の大規模養殖へチャレンジし産業化を目指していることの説明と、宮崎氏から、町の特産品としてりんごジュースをはじめりんごを素材とする様々な商品の開発に取り組んでおり、国内外のイベントでは好評であることの説明がありました。

食育講話終了後は、生徒が家庭科の授業で考案した県産食材を活かした献立(青森サーモンフライ、青森ゴロゴロシチュー、アップルビネグレットサラダ、食パン、アップルバター、アップルジャム、りんごジュース)による給食が全校生徒に提供されました。食材の産地を考えながらの給食は生徒たちに大好評で、生まれ育った地域の魅力を知る有意義な講話となりました。

田中連携推進員
会場の様子
青森県産食材を活かした給食献立
青森県産品を活かしたメニュー

 

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