令和3年8月19日(木)に,本学へ連携推進員として派遣されている自治体・金融機関・経済団体職員の第3回定例ミーティングを開催しました。
弘前大学では,地域社会との連携活動を活性化させ,青森県内の自治体等との連携体制をより一層強化するとともに,地域の人材育成に寄与することを目的として,平成29年度から自治体及び金融機関から連携推進員の受入を開始しました。今年度は6自治体と5金融機関,1経済団体から連携推進員として12名(※)の連携推進員を受入れています。
第3回は,前半,「LGBT+の人々の人権保障と自治体にできること」をテーマにした,地域創生本部地域連携推進室員の男女共同参画推進室 山下梓助教によるショートレクチャーでは、先生が監修に携わった「多様な性の在り方を尊重するための職員ガイドライン」(岩手県環境生活部若者女性協働推進室発行)を活用して、自己の偏見や先入観に基づいた言動の点検(セルフチェック)、多様な性の在り方、LGBTに関わる用語の説明や意識啓発、自治体・企業での取組みの必要性などの説明と質疑応答を行いました。
また,後半は,研修テーマに関するグループワークで、前回作成したロードマップの再点検と今後の課題解決に向けた取組(外部機関へのインタビューや大学教員の知見)や調査研究のゴールイメージなどを協議・発表しました。
次回は9月16日(木)を予定しています。今回の検討内容をブラッシュアップするとともに,地域創生本部地域創生推進室員の地域社会研究科 平井太郎教授のショートレクチャーを予定しています。
(※)連携推進員について詳細はこちらから