令和3年1月8日(金)、弘前市と共催し、千年児童センターにて講師訪問型研修~運動あそび~を開催しました。今回は新型コロナ感染拡大防止の観点から、他館の支援員の見学を取りやめ、純粋に「子どもたちがたくさん体を動かし、楽しんでもらうこと」を目的に実施しました。講師は、宮城県名取市下増田児童センターの渡邊 由貴講師(由貴ねぇ)が務めてくださいました。
今回は、千年児童センター遊戯室の収容人数を鑑み、低学年と高学年の2チームに分け、時間を前半・後半の2部制で実施。前半は1~2年生を対象に、後半は3~6年生を対象としたプログラムを実施しました。全学年で児童数41人の参加がありました。
最初のウォーミングアップは、ゆきねぇの動きをまねして子どもたちが動く「まねまねゲーム」からスタート。面白い動きになると、子どもたちは声をあげて喜んでいました。次に、2チームに分かれて行う「開脚リレー」を実施。開脚リレーは、チームの先頭の人がスタート地点からゴール地点に向けて開脚をし、ゴールを目指す遊び。この遊びは、子ども同士の手が触れることなく出来るので、コロナ禍でも実施しやすいプログラムとのことでした。
後半は、高学年を対象としたプログラムを実施。最初は「足ジャンケンゲーム」からスタートし、椅子取りゲームと鬼ごっこを合わせた「椅子取り鬼ごっこ」、柔らかいボールをたくさん使い、ボールに当たってもすぐに戻れる「ドッチボール」、2チームに分かれ、相手チームとじゃんけんしながら王様の陣地を攻める「王様陣取り」など、子どもたちが広いスペースで思い切り体を動かせる運動あそびを実施。早いテンポで展開される遊びに、子どもたちは夢中になって体を動かしていました。
どのプログラムも共通していたのは、“勝ち負けの要素を含まない”ということでした。子どもたちが勝ち負けにこだわらないために、テンポよく進行することで、どんな子どもでも能力に関わらず運動を思いっきり楽しめることがプログラムの狙いでした。また、“仲間と協力してできる”“すぐに復活できる”ことにより、疎外感を感じることなく常に子どもが遊びに参加できることも今回の重要なポイントでした。
子どもたちからは「もっと遊びたい!」「午後もやりたい!」など、積極的な声が多く聞かれました。