弘前大学では、令和元年10月30日(水)に青森県むつ市「来さまい館」において、「令和元年度むつサテライトキャンパス『食育健康講座』」を開催しました。
本サテライトキャンパスは、高等教育機関がない下北地域において、むつ市を中心に学生の滞在型学習、大学講義レベルの公開講座・講演会等の実施、大学の各種広報活動、その他地域の活性化に資する事業を実施することにより、賑わいの創出とともに、地方創生や人材育成等に貢献することを目的として、平成28年7月にむつ市と弘前大学と青森中央学院大学がバーチャル型のキャンパスとして共同で設置しているものです。
本公開講座は、下北地方における特産の農水産物を素材に、弘前大学等のシーズを活用し、その機能性や機能を活かした調理方法や加工技術を紹介する。また食育文化の向上により、生産者はもとより加工業者や販売に関わる業者のモチベーションを高め、地域産業の活性化を図ることを目的として、令和元年7月31日から10月30日まで全4回の開講を計画しているもので、今年度最後となる本公開講座は、講師の加藤陽治 弘前大学名誉教授から「発酵食品の多様性をさぐる」と題した講義が行われ、引き続き、講師の料理研究家 坂本謙二氏 から塩糀や味噌等の発行食品を活用したレシピ説明が行われた。講義後は発酵食品を使用した料理の試食をしながらの質疑応答となった。当日は約23名の受講者が参加し質問が飛び交う有意義な講義となった。
弘前大学むつサテライトキャンパス公開講座「食育健康講座」開催
更新日 2019.11.11