「弘大×AI×津軽弁プロジェクト」を開始しました。|弘前大学 地域創生本部

地域特性を活かした施策
地域活性化施策の企画・立案

「弘大×AI×津軽弁プロジェクト」を開始しました。

更新日 2019.10.29

 弘前大学では「AI(Artificial Intelligence、人工知能)を活用した津軽弁の標準語への変換システム開発のための、地域と連携した津軽弁収集(津軽弁ライブラリ作成)事業(弘大×AI×津軽弁プロジェクト)」を展開するために記者発表を実施いたしました。
 このプロジェクトでは、津軽弁の標準語への、より正確な変換(翻訳)に向けて、津軽地域にお住いの方や津軽ご出身の県内外にお住いの皆様のご協力のもと、インターネット上で津軽弁を入力いただくことで、津軽弁の文例(テキスト)データを大量に収集してデータベースの構築を目指しています。

◆津軽弁変換「学習用データ登録フォーム」 http://tgrb.jp/

「弘大×AI×津軽弁プロジェクト」ポスター

 このプロジェクトにより収集された津軽弁の文例データを活用して、AIの基本能力であるディープラーニングによる学習処理で、変換(翻訳)処理精度の向上が見込まれるとともに、最終的には携帯端末等に実装可能な津軽弁と標準語の変換システムのアプリ等の開発につなげることができ、新産業の創出や、医療・農業・製造業、流通業、サービス業等の多様な産業への波及効果が期待できると考えています。
 また、このプロジェクトで集積されるデータベースは、津軽弁のテキスト及び音声のアーカイブ化への活用も期待され、未来に向けた津軽弁の継承や地域社会における学術面での社会貢献など、その意義は高いと考えています。

記者発表の様子

挨拶する石川理事

ぶらさがり取材を受ける柏倉副学長

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