弘前大学では、令和元年9月18日(水)に青森県むつ市「来さまい館」において、「令和元年度むつサテライトキャンパス『第3回食育健康講座』」を開催しました。
本サテライトキャンパスは、高等教育機関がない下北地域において、むつ市を中心に学生の滞在型学習、大学講義レベルの公開講座・講演会等の実施、大学の各種広報活動、その他地域の活性化に資する事業を実施することにより、賑わいの創出とともに、地方創生や人材育成等に貢献することを目的として、平成28年7月にむつ市と弘前大学と青森中央学院大学がバーチャル型のキャンパスとして共同で設置しているものです。
本公開講座は、下北地方における特産の農水産物を素材に、弘前大学等のシーズを活用し、その機能性や機能を活かした調理方法や加工技術を紹介することに加え,食育文化の向上により、生産者はもとより加工業者や販売に関わる業者のモチベーションを高め、地域産業の活性化を図ることを目的として、令和元年7月31日から10月30日まで全4回の開講を予定しています。
今年度第3回目となる本公開講座は、講師の前多隼人 弘前大学農学生命科学部准教授から「ミネラルと食物繊維の宝庫「海藻」で体調管理を」と題した講義が行われ、引き続き、講師の料理研究家 坂本謙二 から海藻を使用したレシピ説明が行われました。講義後は海藻を使用した料理の試食をしながらの質疑応答となりました。
当日は21名の受講者が参加し質問が飛び交う有意義な講義となりました。
弘前大学むつサテライトキャンパス公開講座「第3回食育健康講座」開催
更新日 2019.09.26