弘前大学地域創生本部が「令和元年度第1回地方創生ネットワーク会議」及び「弘前市長講演会」を開催

更新日 2019.08.05

 弘前大学地域創生本部は,令和元年7月23日(火)に弘前大学文京キャンパスにて「令和元年度第1回地方創生ネットワーク会議」及び同時開催として「弘前市長講演会」を開催しました。
 当会議は,弘前大学と包括連携協定を締結している青森県内の自治体,金融機関,経済団体等が連携して,当該地域における地方創生を推進することを目的として平成29年度から開催しています。また,弘前市長講演会は本学幹部級職員を主な対象とした社会連携や地域貢献に関わるFD・SD事業として,地域の再生・活性化の拠点となる大学を形成するため,弘前大学が設置されている弘前市の施策に対する見識を深めることを目的に開催されました。
 今年度第1回目となる当会議には約60名が出席しました。青森県における喫緊の課題である人口減少対策を全体テーマとし,基調講演として弘前大学人文社会科学部 李 永俊 教授から「人口80万人時代の青森を生きる~経済学者からのメッセージ~」と題し,今後の人口減少のスケール感や,そのプロセス,経済活動への影響について説明があり,人口減少対策は「“ヒト”を真ん中に置いた地域づくり」が必要であることについて講演がありました。次に,各機関からの情報提供として,青森県統計分析課長 井沼 広美 氏,弘前大学人文社会科学部 金目 哲郎 准教授,西目屋村総務課副参事・弘前大学連携推進員 三上 学 氏から情報提供や事例紹介などが行われました。
 また,当会議の最後に行われた市長講話を,本学幹部級職員対象とした「弘前市長講演会」と位置づけ,地方創生ネットワーク会議出席者と合わせて約90名の参加がありました。弘前市長 櫻田 宏 氏からは,弘前市総合計画をもとに,弘前市の現状や課題,これからの取組について講話がありました。
 弘前大学地域創生本部では,今後も青森県内の自治体とさらに連携を強化し,地域課題に対し様々な取組を行い,地域課題解決及び地域活性化に寄与して参ります。

基調講演する李教授

ネットワーク会議全体の様子

講演する櫻田弘前市長

市長講演会全体の様子

質疑応答する佐藤学長と櫻田市長

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