弘前大学では、本学と包括連携協定を締結している県内自治体・金融機関等の若手職員(連携推進員)が、様々な視点や観点から地域課題や地域活性化について学ぶ機会を提供しています。
令和7年12月19日(金)に開催した第9回定例ミーティングでは、連携推進員からのリクエストが多かった本学学生との交流会を開催しました。
前半は、今回参加した学生(本学大学院 地域共創科学研究科2年生4名、うち1名は中国からの留学生)と連携推進員全員で自己紹介をしたのち、大学院生から現在作成中の修士論文に係る概要プレゼンとともに、将来(進路)や弘前市の魅力などについてお話しいただきました。
修士論文は、「中心市街地の現代に適した価値創出策」、「コミュニティFM放送局の持続可能性」、「中国における地域の高齢者向け食堂(長者食堂)」、「人口減少と向き合う地域づくり」に関する研究で、それぞれ実地調査を踏まえたデータに基づく非常に内容の濃いものでした。
後半は、連携推進員と大学院生が4グループに分かれて意見交換と振り返りを実施しました。連携推進員の普段の業務と親和性のある研究内容であったことや、参加した大学院生それぞれが魅力的だったことから活発なやり取りが行われ、連携推進員は沢山の刺激を受けていました。また、参加した大学院生からも「大学と地域がつながる貴重な接点に関わることができた」や「地域の現実と向き合っている方々の経験談などを聞くことができて勉強になった」等の感想をいただきました。
次回(1月23日)は、令和7年度第2回地方創生ネットワーク会議との併催となります。テーマは『「歩きたくなるウォーカブルなまち」一人ひとりの「楽しい!」が交差するまちへ』です。好奇心と居心地の良さの相乗効果により、“行きたい&居たい”まちなかについて考えていきます。








