弘前市内の5大学(弘前大学、弘前学院大学、柴田学園大学、弘前医療福祉大学、放送大学青森学習センター)で構成している大学コンソーシアム学都ひろさきでは、令和7年11月27日(木)に「“学び”を地域へ、“地域”を学びへ~大学とまちの連携を考える~」をテーマとした、令和7年度弘前市長と加盟大学長との懇談会を弘前医療福祉大学において開催しました。
はじめに櫻田市長より「市と各大学との連携状況」について説明があり、「各大学から様々な分野にわたる特色や専門知識を生かして市政に活用させていただいており、今後も各大学との連携のもと、より効果的な取り組みを推進していきたい」旨の意向が述べられました。また、「市民参加型まちづくり1%システム」や「学生地域活動支援事業」、「学生による除雪ボランティア」、「まちなかキャンパスプロジェクト」など学生が地域活動に積極的に参画している実例にも触れ、今後も産学官で連携して、地域を担う人材育成に共に取り組んでいきたいとの発言がありました。
懇談のなかで、福田弘前大学長からは、「学生ボランティアに対する経済的支援の充実」や「若者定着」についての問題提起があり、地域で学んだ学生が卒業後もこの弘前で活躍できる場を提供できるようなまちづくりの要望がありました。
活発な意見交換のあと、櫻田市長より「地域で学んだことを活かせる研究機関などが集積する産業団地の創出」並びに「大規模な学会等を誘致できるようなコンベンションホールの建設に向けた青森県全体での検討」について言及があり、最後に総括として、「今後も弘前市と各大学の連携を強化し支援していきたい」との挨拶で締め括られました。







