弘前大学では、幹部級職員を対象に、青森県むつ市長による講演会「チャレンジから始まる地方創生-地域の「アンパンマン」を目指して-」を、令和7年9月29日(月)に弘前大学創立50周年記念会館岩木ホールにて開催しました。
この講演会は、地域活性化の中核拠点としての機能充実・強化に向け、地域を志向とした事業の展開及び経済に対する見識を深め、今後の地域創生の取組を強化することを目的として開催されました。
講演会には、福田学長をはじめ、役員、部局長、教職員など約50名が参加しました。講師の山本知也むつ市長からは、アンパンマンのように「自分の一部を人のために差し出す」精神が地方創生には必要であること、また、新しいことに挑戦することは批判を伴うが、それでもチャレンジし続けることが大切であること等を自身の経験も交えて熱弁され、新しい挑戦の事例として「保育施設のオムツ無償化」、不登校の生徒が通う「学びの多様化学校」、「スマート農業によるトマト工場」等の就任後の取り組みを紹介されました。そして、弘前大学も健康の分野等、世界的なチャレンジを進めていると思うが、批判を受けたり、厳しいこともあると思うが、それでも貫いていくことに意義があると述べられました。
講演後に福田学長からは、「地方創生に対する思いを感じることができた、どんどん青森県内の自治体にこの刺激を与えていただきたい。また、今後も連携を継続し、一緒に地方創生に取り組んでいきたい」という感想と共に、本講演会に対する御礼の言葉を述べられました。

