弘前大学では、本学と包括連携協定を締結している県内自治体・金融機関等の若手職員(連携推進員)が、様々な視点や観点から地域課題や地域活性化について学ぶ機会を提供しています。
令和7年7月18日(金)に開催した第4回定例ミーティングでは、「地域の課題解決とソーシャル・ビジネス」(3回シリーズ)の第3回として、前回に引き続き、講師に大学院地域社会研究科の土井良浩准教授をお迎えし、「青森の地域課題に対応する事業を企画立案してみよう(後編)」と題して、講義とワークショップを実施しました。
はじめに、宿題(地域課題に関する他県事例等を各自で調べる)をチームで共有した上で、今回企画するソーシャル・ビジネス(事業・取組)の大枠を決めて、企画書(事業計画書)の作成に取り掛かりました。
※各チームの事業タイトル:「りんごのまちドリームキャンパス・I LOVE ITAYANAGI」(若者の流出対策)、「企業と協力!遊びに真剣!第3のまなびや」(空き家・空き地の活用)、「わくわく列車・地域交通を守る」(地域交通の維持)、「廃校を利活用した農業経営」(人口減少対策)
企画書(事業計画書)の作成に当たっては、事業内容、想定される実施主体・担い手、事業の収入・支出、利用者の声、目指す効果や地域の変化などに加えて、事業実現に向けて考えられる課題とともに、行政・金融機関による支援内容についても意見を出し合い進めていきました。最後に、各チームの代表者による発表と質疑応答を行い、3か月に渡る当該テーマの研修を終えました。
次回(8月22日)は、「黒石のファーストペンギンと語ろう!~“黒石こどもねぷたプロジェクト”と“空き家ハント”~」と題して、黒石市にて学外研修を実施します。



