弘前大学では、本学と包括連携協定を締結している県内自治体・金融機関等の若手職員(連携推進員)が、様々な視点や観点から地域課題や地域活性化について学ぶ機会を提供しています。
令和7年5月23日(金)に開催した第2回定例ミーティングでは、講師に人文社会科学部の大倉邦夫准教授をお迎えし、「地域の課題解決とソーシャル・ビジネス」と題して、講義とグループワークを実施しました。
冒頭、今後のコミュニケーションのきっかけにするため、全員で名刺交換会を実施しました。質問をしながら名刺交換していくというルールのもと、短い時間でしたが皆さんとても熱心に、そして活発にコミュニケーションを取っていました。
本題では、はじめに大倉先生から、ソーシャル・ビジネスの概要と研究の動向や事例、さらに支援側の役割について解説していただきました。次に、グループワークでは、ソーシャル・ビジネスをはじめとする新規事業や地域の課題解決に取り組む個人・団体を支援した経験とともに課題について共有しました。
今回(第2回)から7月の第4回までをシリーズとして、地域課題の解決に資する具体的な起業プランの構築を目指していきます。次回(6月20日)は、「ワークショップとファシリテーション」の基本を学びながら、ソーシャル・ビジネスについて深掘りしていきます。



