弘前大学では、本学と包括連携協定を締結している県内自治体・金融機関等の職員を、連携推進員として受け入れ、毎月1回勉強会を開催しています。
令和7年2月26日(水)に開催した第11回定例ミーティングでは、「学外研修を深掘りする!」と題して実施しました。※学外研修:10月「工事中の『鶴の舞橋』への誘客促進策を考える」(鶴田町)、11月「フューチャーデザインを学ぶ」(岩手県矢巾町)
具体的には、フューチャーデザインの手法(未来人になり、未来で生きる立場から、現在の地域課題に関して考える)を用いて、「鶴の舞橋」への誘客策等を考えていきました。
はじめに、「鶴の舞橋」での理想の滞在時間について、観光客と行政それぞれの立場で考え、次に、2050年にタイムスリップし、未来人になって、「鶴の舞橋」のブランド価値や、取組対策等について意見交換しました。最後に、今後重要となる「エクイティ(公正公正)な社会の実現」について、「イコーリティ(平等)」との違い等を含めて学びました。未来人の立場になって、未来世代の利益も含めて地域課題を考える思考は、今後様々な場面で役に立つと考えています。
次回(3月19日)は、「一年を振り返って。 ~気づきと今後~」と題して、連携推進員としての活動や自身の仕事に関して、この一年間を振り返り、気づいたことや成長できたこと等を言語化した上で、今後仕事にどう活かしていきたいかを考えていきます。
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