弘前大学では、本学と包括連携協定を締結している県内自治体・金融機関等の職員を、連携推進員として受け入れ、毎月1回勉強会を開催しています。
令和6年11月15日(金)に開催した第8回定例ミーティングでは、岩手県矢巾町を訪問し、「フューチャーデザインを学んで、体験し、活用につなげる」をテーマに、学外研修を実施しました。
※フューチャーデザイン:仮想将来世代の視点で、将来のゴールを設定し、回顧的に道筋を考える(設定した将来のゴールに向かって、未来人の視点で、今何をすべきかを考える)手法。
はじめに、矢巾町の吉岡律司 政策推進監・未来戦略課長から「住民主体のまちづくりを目指して一「知らせる」から「参加」そして「合意形成」へ」と題して、吉岡課長ご自身が、水道事業を通じて、住民主体のまちづくりに取り組んできたことや、クローズアップ現代への出演がきっかけとなった「フューチャーデザイン」という手法についてご説明をいただきました。
後半は、吉岡課長がファシリテーター役を担い、連携推進員が「時空移動法被」を着用し「未来人」になり、少子化をテーマとしたフューチャーデザイン・ワークショップを体験しました。岩手県立大学客員准教授でもある吉岡課長の卓越した話術もあり、終始和やかに、楽しく学ぶことができました。
次回(12月20日)は、「DXの基本を知る」と題して、デジタル変革の基礎・基本について学んでいきます。