弘前大学では、本学と包括連携協定を締結している県内自治体・金融機関等の職員を、連携推進員として受け入れ、毎月1回勉強会を開催しています。
令和6年10月11日(金)に開催した第7回定例ミーティングでは、鶴田町を訪問し、「現在改修工事中の『鶴の舞橋』への誘客促進策を考える」と題して、学外研修(フィールドワーク)を実施しました。
はじめに、参加者全員で、日本一長い三連太鼓橋である「鶴の舞橋」(全長300m)を見学しました。現在は、第2期工事中(令和7年3月31日まで)のため、橋を渡ることはできませんが、鶴田町の藤井さん(連携推進員)から、工事期間中に実施している取組等について説明を受けました。
後半は、会場を鶴田町役場に移して、グループワーク(ポストイット・トーク:KJ法)を実施しました。最初に、グループごとに、現地を実際に見て感じたことや、気になったこと、さらには、改善したい点などについて、それぞれ付箋紙に書き出し、共有しました。次に、工事期間中の誘客促進策について、様々な視点からアイデアを出し合い、最後に発表しました。
今回の定例ミーティングは、連携推進員の所属機関が直面している課題について、外部の者が実際にその現場を見て、対策を考える貴重な機会になりました。
次回(11月15日)は、岩手県矢巾町を訪問し、「フューチャーデザインを学んで、体験し、活用につなげる」をテーマに、学外研修を実施します。