令和6年度第1回研究体験事業「大学の研究ってなにしてるの?」を開催しました

更新日 2024.08.30

弘前大学地域創生本部ボランティアセンターは、令和6年8月24日(土)に弘前大学構内において、小学生を対象に、令和6年度第1回研究体験事業「大学の研究ってなにしてるの?」を実施しました。

本事業は、子どもたちに大学の研究に触れてもらい、大学についての理解を広げるとともに、大学の研究に触れることによる刺激を与えることを目的としています。当日参加した小学生17名は、学生ボランティアとともにテーマの異なる2つの講義を体験しました。

はじめに、農学生命科学部 森井 悠太 准教授より「弘前大学で生きものの野外観察をしてみよう」をテーマとした講義が行われ、弘前大学構内を実際に散策して昆虫や植物の野外観察を行いました。子どもたちは、講師から昆虫や植物の特性などを熱心に聞いたり、採取した昆虫を標本にして観察を行ったりするなど、生きものに対する理解を深めていました。

次に、人文社会科学部 上條 信彦 教授より「本物の土器や石器に触れながら、大昔の人の知恵を考えてみよう」をテーマとした講義が行われ、大学構内の成田彦栄氏考古資料収蔵展示室で収蔵されているさまざまな土器を見学した後、実際に弘前市内から出土した土器の文様を写し取る“拓本”を体験しました。子どもたちは、実際に土器に触れ文様を写し取ることで、土器から研究の材料にしていく過程を学びました。

子どもたちは、本事業を通して、学生ボランティアや教員と笑顔で会話しながら、楽しそうに活動に取り組んでいる様子でした。
本センターでは、今後も地域の子どもを対象とした学習支援活動を実施していく予定です。

ボランティアセンターHP:http://huvc.net/

野外探索の様子
標本観察の様子
展示室見学の様子
拓本体験の様子

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