弘前大学では、本学と包括連携協定を締結している県内自治体・金融機関等の職員を、連携推進員として受け入れ、毎月1回勉強会を開催しています。
令和6年8月23日(金)に開催した第5回定例ミーティングでは、本学人文社会科学部の李永俊教授を講師に迎えて、「若者の地元定着」について考えていきました。
前半の講義では、人口データから分かる大都市の現状や人口減少プロセス、県内高校生・大学生の就職等に係る意識調査結果、地元への愛着心や選ばれるための選択肢を作り出す取組などについて学びました。後半の意見交換では、連携推進員から、データの重要性やデータからの発見、テーマに関して自身が抱いていた思いや愛着心への取組などについて発言がありました。
また、今回のミーティングでは、データから明らかになったことを踏まえ、そこから可能性を見いだし、仮説を立てて取り組むことの重要性について理解を深めることができました。
次回(9月20日)は、「政策立案は固定観念の打破から!」と題して、思考の柔軟性を高め、アイデアを用いた地方創生の取組について学んでいきます。