弘前大学では、本学と包括連携協定を締結している県内自治体・金融機関等の職員を、連携推進員として受け入れ、毎月1回勉強会を開催しています。
令和6年7月19日(金)に開催した第4回定例ミーティングでは、「ワークショップとファシリテーションの基本を学ぶ」の後半として、「ファシリテーショングラフィック」(板書をし、それを活用しながら会議を進行する手法)について重点的に学びました。講師は、前回に引き続き、本学大学院地域社会研究科の土井准教授です。
ファシリテーショングラフィックにおいて、「ファシリテーター」(進行役)は、参加者へのテーマ説明、進行、意見の引き出し、板書(記録)、意見の取りまとめ、という一連の行為をしていくことから、とても高度な役回りとなります。演習では、講師からのアドバイスを踏まえ、連携推進員の皆さんは、それぞれの個性を活かしつつ、初めてとは思えないくらい上手く、実演していました。「ファシリテーターは、継続的な場(プロセス)をつくり、運営して、助け、促す人である」(土井先生)という言葉を忘れずに、今後のミーティングにおいても活用し、経験値を上げていきたいと考えています。
次回(8月23日)は、若者の地元定着をテーマに、人口減少社会の中での高校生・大学生の動向を踏まえ、講師の先生と意見交換をしていきます。