弘前大学では、元 衆議院議長 大島 理森 氏による講演会「未来のために、今やるべきこと」を、令和6年6月19日(水)に弘前大学創立50周年記念会館みちのくホール及びオンライン配信にて開催しました。
この講演会は、短期的な成果の顕在化や人材育成ではなく、多様な価値観、傾聴力、問題意識、突破力、人脈構築など、新たな知と行動を生み出す社会変革を担うことが出来る人材の素養を涵養し、今後の地域創生の取組を強化することを目的として開催されました。
講演会には、会場及びオンライン配信合わせて250名の参加があり、福田学長をはじめ、役職員・学生が耳を傾けました。講演者の大島氏からは、自身の政治経験に触れながら、落選した際に多くの学びがあったことなどが紹介され、学生らに向けて「無謀のように見える決断というのは20代、30代でないとできないため、恐れずに挑戦することが求められる」「世界でどのように貢献できるかを考え、新たな生きがいをつくれるような仕事をしてほしい」とエールが送られました。
講演後に福田学長からは、「私達がやるべきことは自分ではなく他を利するような行動を取ること、それが社会に貢献することと思っている。人材育成においては、この意識付けを学生に抱いてもらうことが大学で働く者の務めである」旨の発言と、本講演会に対する御礼の言葉が述べられました。