弘前大学では、本学と包括連携協定を締結している県内自治体・金融機関等の職員を、連携推進員として受け入れ、毎月1回勉強会を開催しています。
令和6年6月21日(金)に開催した第3回定例ミーティングでは、「ワークショップとファシリテーションの基本を学ぶ」と題して、座学と演習を実施しました。講師は、本学大学院地域社会研究科の土井准教授です。
はじめに、アイスブレイク(ワークショップの参加者が、お互いに知り合うきっかけをつくる方法)について様々な事例の紹介があり、実際に体験もしました。
次に、ワークショップの目的や、具体的手法として、ファシリテーショングラフィック、まち歩き、ワールド・カフェ、試食会などの形態があること等について講義がありました。
後半は、ファシリテーター(進行役)の役割などについて学んだ後、グループに分かれて実演演習を行いました。今回は、対話を進めやすくする方法の代表格である「ポストイット・トーク」(KJ法)により、順番にファシリテーター役を体験しました。最後に、お互いの良かった点や、もっと良くなる点について話し合い、実演の中から進行のコツなどについて理解を深めました。
次回(7月19日)は、ファシリテーション研修の後半として、ファシリテーショングラフィックについて学びます。