弘前大学は、令和6年1月26日(金)に、相互の密接な連携と協力により、地域の課題に迅速かつ適切に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に寄与することを目的として、鶴田町との包括的な連携協定を締結しました。
締結にあたって、相川 正光 町長から、「弘前大学とはこれまでも深い縁があり、時勢に合った講座の開催や学術的指導など、さまざまな分野でお世話になってきた。今後においては、第6次鶴田町総合計画の全体の柱『若い世代から選ばれるまちづくり』の実現のため、この連携協定を契機に効果的な施策の検討をしてまいりたい。連携協定により、当町と弘前大学の絆がさらに強くなり、地域の課題解決と発展につながることを祈念する」旨の挨拶がありました。
引き続き、福田 眞作 弘前大学長から、内科医長として鶴田町立中央病院で勤務した経験をふまえ、「縁のある鶴田町と今回の連携協定に至ったことを非常に嬉しく思う。今回の連携協定を機に、鶴田町の課題発見と解決に向けた協議、地域協働の取組といったこと等、地域活力向上のため弘前大学を大いに活用していただきたい」旨の挨拶がありました。
協定式に併せて、鶴田町教育委員会担当者より、弘前大学が鶴田町で開催してきた「放課後児童支援員等研修」について、「個人のスキルアップはもとより学童保育の運営や指導方法についても全体的な向上が図られた」と成果報告がありました。
締結式には、鶴田町から相川町長ら3名が、弘前大学からは福田学長ら3名が出席しました。本学と県内市町村との包括連携協定締結は今回で23件目に当たります。