12月21日(木)、第9回連携推進員ミーティングを開催しました。今回は「連携推進員全員で地域課題を考えてみる」をテーマとし、連携推進員のメンバーの一人が所属する板柳町の役場庁舎を会場として実施しました。
ミーティングでは、板柳町のまちづくり上の地域課題となっているアップルモール(再整備された遊歩道)の活用手法について、連携推進員全員で現場をフィールドワークし、アイデアを出し合って考えることを目指しました。
まず、板柳町産業振興課の小田桐慶充係長(前年度連携推進員)からご挨拶をいただいた後、今年度板柳町から派遣されている連携推進員の松山亜由武さんから、アップルモールの概要と課題について説明がありました。その後、参加者全員でアップルモールを実際にフィールドワークし、ミーティング会場に戻ってから、フィールドワークで気づいた内容についてKJ法を用いて整理しました。グループワークを通して、アップルモールに既に設置されている設備・展示物と周辺環境(川・住宅・雪等)との調和・相乗効果を図る方策や、アップルモールを有効活用するために考えられるイベントのアイデア、イベントを実施する上での費用対効果、住民を「場」に巻き込み消費を生み出すための仕組みなど、様々な観点から議論がなされました。
今回の定例ミーティングは、弘前大学を飛び出して連携推進員の所属機関で実施する初めての試みでしたが、短い時間のなかでも同じ現場をみて議論することで、得られるものもあったかと思います。今後も地域創生本部では、効果的な連携推進員ミーティングの形態を検討していきます。