令和5年度弘前大学むつサテライトキャンパス公開講座「食育健康講座(4回目)」を開催しました

更新日 2023.10.26

弘前大学では、令和5年10月20日(金)に青森県むつ市「来さまい館」において、「令和5年度むつサテライトキャンパス『食育健康講座』(4回目)」を開催しました。

本サテライトキャンパスは、青森県下北地域において、むつ市を中心に学生の滞在型学習、大学講義レベルの公開講座・講演会等の実施、大学の各種広報活動、その他地域の活性化に資する事業を実施することにより、賑わいの創出とともに、地方創生や人材育成等に貢献することを目的として、平成28年7月にむつ市、弘前大学及び青森中央学院大学がバーチャル型のキャンパスとして共同で設置したものです。

本公開講座は、青森県下北地域における特産の農水産物を素材に、弘前大学等のシーズを活用し、その機能性や機能を活かした調理方法等を紹介するもので、食育文化の向上により、生産者はもとより加工業者や販売に関わる業者のモチベーションを高め、地域産業の活性化を図ることを目的として、令和5年7月28日から10月20日まで全4回を開講しました。

第4回目は、弘前大学農学生命科学部 前多 隼人 准教授から「キクラゲを食べてお腹と骨の健康に!」と題した講義が行われ22名が聴講しました。講義では、キクラゲの栄養成分や特長についての説明、効果的・効率的な摂取方法のポイントについての紹介がなされました。

引き続き、料理研究家 坂本 謙二 氏から、キクラゲを活用した「カニカマとの中華丼黒酢風味」と「キュウリとの中華風卵炒め」等についてのレシピ説明及び試食が行われました。

講義後には、「キクラゲはほとんど食べてこなかったが、今後はできるだけ料理に取り入れていきたい」「キクラゲに含まれるビタミンDは油と一緒に食べると身体への吸収性が高くなることを知った」といった感想が寄せられ、有意義な講義となりました。

(講義をする前多准教授)
(レシピ説明をする坂本料理研究家)
(会場の様子)
(試食した料理)

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