令和5年度弘前大学 むつサテライトキャンパス 公開講座「食育健康講座( 3回目 )」を開催しました

更新日 2023.10.03

弘前大学では、令和5年9月29日(金)に青森県むつ市「来さまい館」において、「令和5年度むつサテライトキャンパス『食育健康講座』(3回目)」を開催しました。

本サテライトキャンパスは、青森県下北地域において、むつ市を中心に学生の滞在型学習、大学講義レベルの公開講座・講演会等の実施、大学の各種広報活動、その他地域の活性化に資する事業を実施することにより、賑わいの創出とともに、地方創生や人材育成等に貢献することを目的として、平成28年7月にむつ市、弘前大学及び青森中央学院大学がバーチャル型のキャンパスとして共同で設置したものです。

本公開講座は、青森県下北地域における特産の農水産物を素材に、弘前大学等のシーズを活用し、その機能性や機能を活かした調理方法等を紹介するもので、食育文化の向上により、生産者はもとより加工業者や販売に関わる業者のモチベーションを高め、地域産業の活性化を図ることを目的として、令和5年7月28日から10月20日まで全4回の開講を予定しています。

第3回目は、弘前大学 加藤 陽治 名誉教授から「きのこの栄養をしっかり取ろう!」と題した講義が行われ22名が聴講しました。講義では、きのこの栄養成分や特長についての説明、効果的・効率的な摂取方法のポイントについての紹介がなされました。引き続き、料理研究家 坂本 謙二 氏から、きのこを活用した「炊き込みご飯」と「千切り野菜との沢煮椀風お吸い物」等についてのレシピ説明及び試食が行われました。

講義後には、「シイタケの栄養機能性について驚いた」、「今までキノコは苦手であったが、ビタミンDが豊富とのことなので今後は積極的に食べていきたい」といった感想が寄せられ、有意義な講義となりました。

(講義をする加藤名誉教授)
(レシピ説明をする坂本料理研究家)
(会場の様子)
(試食した料理)

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