6月22日(木)、創立50周年記念会館において、「弘大じょっぱり起業家塾2023」を開講しました。
開講式には、塾長の橋本社会連携担当理事、森副理事、片岡大学院地域共創科学研究科長、石塚大学院地域共創科学研究科教授.辻本地域創生本部助教、古舘社会連携部長、そして受講生17名が出席しました。
まず、橋本塾長から「今年度も高校生から社会人など、幅広い方々にご参加いただき、大変嬉しく思う。本起業家塾を通じて、今後様々なかたちで起業家マインドを高め、地域における活動につながるなど、それぞれ多くの成果が得られるよう期待している」と挨拶がありました。
また、森副理事から本起業家塾の概要説明がなされた後、受講生を代表して本学医学部医学科4年の佐々木慎一朗さんが「受講生が沢山いてワクワクしている。この起業家塾プログラムを通じて、起業の基礎をもう一度振り返り、様々な方とネットワーキングを組んで切磋琢磨しながら学んでいきたい」と抱負を語りました。
開講式に続き、USAGI SG pte ltd Co-founder 重野由佳氏をお招きし「自分らしく起業する」と題した基調講演をオンラインで開催しました。
講演では、起業に至るまでの経緯や困難、何回失敗しても挑戦し続けてきたことや、自分のやりたいことや強み、これだけは譲れないことを明確にし突き詰めていくとそれがビジネスになるということが述べられました。
本起業家塾は、12月まで11回の講義を通じ、起業や地域ビジネスに関する基本を学び、ビジネスモデルの組み立て方や地域資源を活かした経営戦略など、新たなビジネスプランにつながる学びを提供し、起業家マインドを持つ地域で活躍できる人材を育成します。
【注釈】じょっぱり=津軽弁で意地っ張りの意。「じょっぱり起業家」とは困難な状況にもしなやかに適応し、強い郷土愛を兼ね備えた起業家のことをさす。