弘前大学は、令和5年5月11日(木)に、相互の密接な連携と協力により、地域の課題に迅速かつ適切に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に寄与することを目的として、今別町との包括的な連携協定を締結しました。
締結にあたって、阿部 義治 町長から、「連携協力事項の中でも特に地域産業の振興において、今別町では『いまべつ牛のブランド化』を推進しているところであり、係る調査研究を弘前大学と連携協力して実施していく。また、連携協力体制が強固なものとなるよう様々な取り組みを推進していきたい」旨の挨拶がありました。
引き続き、福田 眞作 弘前大学長から、「本学では農学・生命科学分野に関する専門知識等を有する研究者が多数在籍しているため、地域特産品の高付加価値化にとどまらず、連携協力事項に関連して本学を大いに活用していただきたい」旨の挨拶がありました。
本包括連携協定締結を契機に、「いまべつ牛のブランド化に関する調査研究」として、畜産農家及び農業団体、流通業者等を対象とした訪問面接調査又はアンケート調査、中小規模牛肉産地の先進事例における産地自治体・農業団体を対象としたブランド管理・運営に係る訪問面接調査を行う予定です。
締結式には、今別町から阿部町長ら6名が、弘前大学からは福田学長ら7名が出席しました。本学と県内市町村との包括連携協定締結は今回で21件目に当たります。
協定書を手にする阿部町長と福田学長