弘前大学地域創生本部ボランティアセンターでは、令和5年3月11日(土)に令和4年度野田村交流活動(追悼行事)のパブリックビューイングを開催しました。
今年度の野田村交流活動(追悼行事)は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、現地へは教員と学生のみが参加し、追悼行事と野田村の復興状況のリポートが行われました。パブリックビューイングは土手町コミュニティパーク内コミュニケーションプラザ多目的ホールにて開催され、9名の方が参加、7名の方がZoom上から参加しました。
前半では、震災の記憶、経験や教訓を忘れず後世に伝承するために設置された「野田村復興展示室」の様子を紹介し、追悼式会場である「ほたてんぼうだい」への移動中には、現在の野田村の町の様子をバス内から中継しました。
後半は、ほたてんぼうだいに設置された大津波記念碑の前で東日本大震災追悼行事が行われ、地震発生時刻の14時46分にサイレンが鳴り、黙とうが行われました。
参加者からは、「弘前の地にいても、3.11を忘れず亡くなった人たちを悼みたい」「野田村の皆さんとの交流を続けてほしい」などの感想が寄せられました。
本センターでは、震災の記憶を風化させず、野田村との交流を活発にするために、今後も野田村交流活動を継続して実施する予定です。