弘前大学では、主に幹部級職員を対象として、青森県黒石市長による講演会「黒石市の経営戦略」を、令和4年9月29日(木)に弘前大学総合教育棟101講義室にて開催しました。
この講演会は、地域活性化の中核拠点としての機能充実・強化に向け,地域を志向とした事業の展開や、自治体運営についての見識を深め、今後の地域創生の取組を強化することを目的として開催されました。
講演会には、福田学長をはじめ、役員、部局長、教職員など約80名が参加しました。講演者の髙樋黒石市長からは、農業振興や観光、地域づくりといった黒石市の強みを活かした取組について説明がありました。
特に、農産物のブランド化に関しては、海外への輸出や富裕層をターゲットとした販売戦略を進めるために、有機無農薬栽培や農産物の高付加価値化といった取組が重要であると考えており、青森県全体にそういった取組が拡がるよう黒石市が先陣を切って取り組んでいることが述べられました。
講演後に福田学長からは、市長として黒石市を良くしたいという夢を持ちながら政策を実施していることが強く感じられ、弘前大学としても一緒に地域活性に取り組んでいきたいとし、最後に、本講演会に対する御礼の言葉を述べられました。