令和4年4月25日(月)、黒石市において、相互の密接な連携と協力により、地域の課題に迅速かつ適切に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に寄与することを目的として、黒石市との包括的な連携協定を締結しました。
締結にあたって、高樋 憲 市長から、「これまでも弘前大学とは医療や農業、地域コミュニティ等の多岐にわたる分野で協力関係にありましたが、今回の包括連携協定締結を契機に、より一層の協力関係を結ぶことで地域課題の解決を進め、黒石市の発展のみならず津軽地方や青森県全体の発展に貢献していきたい」旨の挨拶がありました。
続いて、福田 眞作 弘前大学長から、「弘前大学は『世界に発信し、地域と共に創造する』をスローガンに教育研究活動を展開しており、地域の活性化と大学の発展は相互的なものであり、研究成果を地域課題解決に繋げるには大学の力だけでは不十分である。黒石市とは地域医療分野で密接に連携してきたが、さらに多岐の分野で連携協力関係を結べることは本学として非常に意義があり、今後は本学の研究成果とマッチングを図り、地域社会の発展に貢献していきたい」旨の挨拶がありました。
本包括連携協定締結を契機に、今年度は黒石産のリンゴや米などについて、オーストラリアへの販路開拓及び安定的輸出を目的とした調査研究を行う予定です。
締結式には、黒石市から高樋市長ら4名と、弘前大学からは福田学長ら4名が出席しました。本学と県内市町村との包括連携協定締結は今回で16件目となります。