弘前大学地域創生本部では、「コロナ禍を契機とした社会変革の中で、地域は今何をすべきかを考える」を年間テーマとして、令和4年2月15日(火)に「個に選ばれる地域とは」をサブテーマとした今年度3回目の会議を、ZOOMビデオ会議システムを用いオンラインで開催しました。
当会議は弘前大学と包括連携協定を締結している青森県内の自治体・金融機関・経済団体等が連携して、当該地域における地方創生を推進することを目的として平成29年度から開催しています。
当日は123名がオンライン上で参加をしました。会議ではまず、基調報告を行い面白法人カヤック 代表取締役CEO 柳澤 大輔 氏を基調講師としてお迎えし、「面白法人カヤックの鎌倉での取組と『まちのコイン』」をテーマに報告いただきました。その後、基調講師とパネリスト3名によるパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッションでは、パネリストとして西条市役所シティプロモーション推進課 田邊 智将 氏、株式会社高橋製作所 専務取締役 田中 大志 氏、handsome linen KOMO・つるた街プロジェクト 代表 岡 詩子 氏を迎え、選ばれる地域や企業になるために実施している具体的な取組や、選ばれるために今後求められることについて議論を行いました。
会場からは基調講師やパネリストへ多くの意見が寄せられるとともに、総括として、会議にご参加いただいた日本銀行青森支店長の森本 喜和 氏よりコメントをいただき、活発な会議となりました。