令和3年12月3日(金)、弘前市教育委員会と共催し、「第2回弘前市公民館関係職員研修会」を弘前大学創立50周年記念会館(岩木ホール)にて開催しました。
第2回目となる本研修会では「弘前型公民館の再構築にむけて➁ -地区公民館の役割を探る」をテーマに、中央公民館職員、地区公民館職員を対象に61名の参加があり、公民館の機能や運営について、グループディスカッションなどによる研修を行いました。
はじめに、弘前大学教育学部越村 康英 准教授から「公民館に期待される役割」を演題に、社会教育法にある、実際生活に即する教育について取り上げ、実際の事例と合わせながら、顕在化しづらいテーマの把握について講演がありました。参加者は、地区公民館について、身近な地域における活動の拠点であることや、地域に根ざした運営について学びました。
次に、弘前市公民館活動等活性化アドバイザー野口 拓郎 氏から、「雑談から生まれるアイディア」と題し、コロナ禍になってから活動が盛んになった地域に着目し、会議からではなく、雑談から課題の発見があったという自身の経験を交えながら、地区公民館の運営について講演がありました。
最後に、今後どのようなサポートを受けたいかをテーマに、公民館ごとに分かれグループディスカッションが行われ、終始和やかな雰囲気で新しい発見や、地区公民館ならではの悩みなど様々な意見が飛び交い、有意義な研修となりました。