弘前大学では、弘大×AI×津軽弁プロジェクトと題しまして、津軽弁と共通語の双方向の音声文字変換システムの開発をすすめています。津軽の人と県外、国外からの転勤居住者などとのコミュニケーションが、特に医療現場や介護の現場などで課題となっております。
これまで弘前大学では津軽語(弁)の文例(テキスト)データを収集してまいりました。昨年11月には、みなさまから登録いただいた情報及び参考文献を元に『津軽語辞書』を作成し、公開しております。
次のステップとして、この度同プロジェクトにおいて、津軽弁音声サンプルの収集を開始しました。
津軽弁は、年代や地域によって微妙に違うため、たくさんの音声データサンプルが必要です。
ご登録方法は、例えば、
共通語:昨日、友達と温泉に行ってきたよ
津軽弁:きな―けやぐど湯さいっできたじゃ
共通語:食べてよい(食べなさい、食べてください)
津軽弁:け
共通語:それ、頂戴? だめ、あげない
津軽弁:それけね? まいね、けね
などの津軽弁を、お手持ちのスマートフォンやICレコーダーなどで録音していただき、音声ファイルを専用HPにアップロードしていただくだけです。
(アプリを利用した音声登録の仕組みを準備中です。用意できしだい、公開いたします。)
■専用HPはこちら http://tgrb.jp/
音声をデータベース化する際、個人情報は一切含みませんのでご安心ください。
また、音声に限らず、文例(テキスト)データも引き続き募集しております。
とにかく様々な津軽弁が必要です。たくさんのみなさまのご協力をぜひお願いいたします。
※2月16日(火)~3月24日(水)の期間、アップルウェーブのラジオ番組内でご協力のお願いを放送しています。