大島理森衆議院議長による講演会「開かれた自治で地方創生を~人材・知財・郷土財を高め、生かして~」を開催

更新日 2020.01.17

 弘前大学では、全教職員を対象として、大島理森衆議院議長による講演会「開かれた自治で地方創生を~人材・知財・郷土財を高め、生かして~」を令和2年1月10日(金)に弘前大学創立50周年記念会館において開催しました。
 この講演会は、全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献を一層推進し、地域の再生・活性化の拠点となる大学の形成を目指し、地域を志向とした事業の展開や今後の地域志向の取組を強化するためのFD・SD事業として、全教職員を対象に開催されました。
 講演会には、佐藤学長をはじめ、役員、部局長、教育研究評議員などの幹部職員に加え、教員や事務職員を含め約200名が参加した。講演者の 大島 理森 衆議院議長からは、地方創生について、①悲観から希望は生まれず、客観的な事実からどう乗り越えるかを考える必要があること。②青森県には自然・文化・社会関係(絆)等の6つの資本があり、地方で考え地方で盛り上げていくためのビジョンを持つこと。③主体的にアイディアを出し合いながら共働で築き上げていくことが地方創生にとって重要であると述べられました。
 また、青森県は教育分野の取り組みを一層充実させることが重要であり、高等教育機関が輝くことで県民生活等に大きな影響を与えることができると述べられました。岩木健康増進プロジェクトのビッグデータ解析や地域共創科学研究科の新設、サケプロテオグリカンの活用等を例にあげ、青森県の総合的な資本をどのように高めていくのか、弘前大学にはその先頭に立ち、各地域・各高等教育機関との対話・交流を通じて資本のマッチングを推進する役割を担って欲しい旨の要望が述べられました。
 講演後は、佐藤学長から「国立大学に期待されている役割」等について質問があり、本講演会は盛会に終了しました。

講演する大島衆議院議長

挨拶をする佐藤学長

会場内の様子

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