弘前大学は,青森中央学院大学及び青森県むつ市と共同で,令和元年8月31日(土)・9月1日(日)に下北文化会館で「むつサテライトキャンパス大学祭」を開催しました。
むつサテライトキャンパスは特定の建物を持たず,むつ下北地域の全フィールドをキャンパスとしたスタイルのサテライトキャンパスです。本大学祭は,当該地域において学生が活動発表等を行うことで,賑わいの創出を図るとともに,学生のアクティブラーニングを実施し,主体的に考える力の育成や地域志向の向上を図ることを目的としています。
本大学祭は,第22回むつ産業まつりとむつ市地産地消運動協力店感謝祭が一緒になり市政施行60周年を記念したイベント「thanksgiving60」の一部として開催しました。 弘前大学から,「津軽三味線サークル」,「ストリートダンスサークルA.C.T.」,「保健室サークル」、「混声合唱団」の4団体約55名,青森中央学院大学から、「ねぶた囃子方サークル」,「アカペラサークルcorne.」,「書道部」の3団体約40名が参加し,学生実行委員と合わせて約100名が学生力を存分に活かした大型イベントとなりました。また,他大学及び自治体と共同で開催する大学祭は全国的に見ても珍しく,大学の連携による学生力を活かした地域活性化のモデルケースの一つになるのではないかと考えています。
本大学祭に訪れたむつ市民からは「下北地方には津軽三味線の文化が無いので演奏が聴けて良かった」などと好評であり,イベント全体で延べ約15,000人が訪れました。参加した学生からは「むつ市民に自分達の活動を知ってもらういい機会になった」などのコメントがあり,市民・学生とも大盛況でした。
「むつサテライトキャンパス大学祭」を開催
更新日 2019.09.20