令和元年6月20日(水)に,本学へ連携推進員として派遣されている自治体・金融機関職員の第3回定例ミーティングを開催しました。
弘前大学では,地域社会との連携活動を活性化させ,青森県内の自治体等との連携体制をより一層強化するとともに,地域の人材育成に寄与することを目的として,平成29年度から自治体及び金融機関から連携推進員の受入を開始しました。今年度は6自治体及び4金融機関から計10名(※)の連携推進員を受入れています。
第3回となる本ミーティングでは,三上連携推進員(西目屋村)をファシリテーターとし,前回挙げられた自治体や金融機関の持つ課題及び対応策について分野別に分け,これらの課題解決のために取組みたい活動や事業についてブレインストーミング形式で意見交換を行いました。
連携推進員からは「ゴミ問題,人口減少,観光振興,高齢者の見守り,地域産業の発展,地元企業と大学とのマッチング」など様々な問題が寄せられ, それらの複合的な課題解決に資する具体的な取組案として「疑似DMO事業の実施,学生のお試し起業による中心市街地活性化,Instagram フォトコンテスト,パパ世代向け・地元食材を用いた食育講座,広域観光サイト・アプリの開発」など忌憚のない意見が寄せられました。
今後は当該ミーティングで挙げられた取組をさらにブラッシュアップし具体化することで,先進地視察や事業の実施に発展させていく予定です。
(※)連携推進員について詳細はこちらから