「弘大じょっぱり起業家塾2019」を開講|弘前大学 地域創生本部

地域特性を活かした施策
地域活性化施策の企画・立案

「弘大じょっぱり起業家塾2019」を開講

更新日 2019.07.03

6月28日,「弘大じょっぱり起業家塾2019」を開講しました。
弘前大学総合教育棟大会議室において行われた開講式には,塾長の石川社会連携担当理事,伊藤教育担当理事,森副理事,佐藤地域創生本部准教授,齊藤社会連携部長そして受講生24名が出席しました。石川塾長から「2年目となる弘大じょっぱり起業家塾には,高校生,本学学生,社会人,外国籍の方など様々な職種の方に参加いただいた。今後このネットワークを活かし,起業家マインドの向上を図り,地域活性化の役割を担える人材を目指して欲しい。」と挨拶があり,森副理事から本起業家塾の概要説明,そして受講生を代表して本学農学生命科学部3年木村友美さんが「この起業家塾プログラムを通じて,起業家マインドを持った地域で活躍できる人材を目指したい。」と抱負を語りました。
開講式に続き,一般社団法人東北観光推進機構専務理事推進本部長の紺野純一氏を招き「東北の観光振興」と題した,第1回目の講義を行いました。
第1回目の講義は,経済産業省の「プレ金大学」と連携し開催するもので,一般の社会人およそ10名と受講生,本学関係者を合わせおよそ40名が講義に聴き入りました。
講義では,東北におけるインバウンドの現状について,訪日外国人旅行者消費額累計の推移や地域ブロック別・延べ宿泊者数の推移など様々な視点からのデータの紹介,東北観光推進機構における,広域周遊観光促進のための新たな観光地域支援事業や訪日プロモーション地方連携事業などの報告,結びには本塾生に期待することとして,今後取り組むべき課題を挙げ,塾生にとっては,取り組むべきテーマを見いだす良い機会となりました。
本起業家塾は,8月まで7回の講義を通じ,起業や地域ビジネスに関する基本を学び,その後は,地域ビジネスに関わる経営学のセオリー,起業家の講演から学ぶ事例研究,事業計画の策定などを通じ,柔軟な発想力や高い企画提案力を身につけ,起業家マインドを持つ「じょっぱり起業家」として地域で活躍できる人材を育成していきます。
【注釈】じょっぱり=津軽弁で意地っ張りの意。「じょっぱり起業家」とは困難な状況にもしなやかに適応し,強い郷土愛を兼ね備えた起業家のことをさす。

挨拶する石川塾長

概要説明する森副理事

受講生代表挨拶する木村友美さん

石川塾長と本学関係者と受講生

講演する東北観光推進機構
紺野専務理事推進本部長

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